女性の社会進出が進み、今や男性とほとんど差が見られてないほど「女性労働者」は増加傾向にあります。
そんななか、ライフプランを形成するうえで避けては通れないのが「家庭」の問題です。
同じ労働者とはいえ、男性よりも圧倒的に「結婚し家庭に入るという条件」をライフプランのなかに組み込まれているのが当たり前なのが現在の日本だといえます。
そうした「紋切型の労働観・家庭観」に考え方を左右させられてしまいがちな方も少なくはないのではないでしょうか。
そもそも「女は結婚し…」という考え方は、「女には労働権がない」という古来の労働形式のありかたから生まれた、「では女は妻や母として家を守るのだ」といういわば家族を守るため、労働者として働き、金銭面で家庭を支える男性との分業制を示しているのです。
しかし現在、労働権・職場は男女変わらず与えられており、必ずしも「結婚や家庭に入ること」を考えなくてもよい世の中になりました。
男女での給与の差もほとんど見られず、能力や経験によって給料が得られる社会であるということを忘れてはいけないのです。
自分が自分らしく生きることができる、というのが「最高のライフプラン」の定義であると言われています。
昨今、企業では「働くレディーはかっこいい！」をテーマに、キャリアウーマンを応援するプランについての女性専用の相談室を設ける動きが盛んになっています。
もし「働くこと」に重点をおきたいけれど、どうしたらいいか分からないという方は利用してみるといいかもしれません。